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さくらと不思議な魔法の本
○○○ストーリー追跡感想○○○ |
見所はとにかく全部ですね。第一話というのは普通、見逃してはならないものなので非常 に重要なのです。というのは今更説明するまでもないか(笑)。 中でもやはりさくらちゃんでしょう。 ではシーンで追ってみましょう。
○登場人物の顔見せ興行○ まずは簡単に、この作品に登場する主なキャラクターの顔見せ興行です。
○家から学校まで○ 最初は当然さくらちゃん。記念すべき第一声は 「誰…?」 こう書くとわけがわかりませんね(笑) 夢の中のセリフなんですが、目覚しの音で目を醒まします。
最初のシーン ☆目覚し時計を止めるさくらちゃんオン・ザ・ベッド☆
取り敢えず、ナレーション:さくらちゃんで紹介が進みます。
続いては兄・桃矢くん。高校一年生。 この場では、以降何度も登場するセリフまわしの原点が初登場(当たり前)
桃矢「怪獣」 さくら「さくら怪獣じゃないもん!」
そして父・藤隆さん。大学で考古学を教えているそうです。
藤隆「朝からなかよしさんだね」 そりゃもう。こんな時の為の雑誌名ですから(アニメだっての)
家族紹介はこれで終わり。 っと、もう一人。母・撫子さん。既に他界してしまっていますが、食卓には写真が飾って あります。学生時代からモデルの仕事をやっていたそうです。
家での見所 ☆桃矢が登校しようとすると朝食を一気に片づけるさくらちゃん☆
さくら「ごひほうはま~~」 藤隆「もう、いいのかな?」 さくら「(こくこく←うなずく)」※SE付 藤隆「はい、お弁当」
さくらちゃんが急ぐのにはちゃんと理由がありました。 先を行く桃矢に追いついたさくらちゃん、その進む先には一人の高校生の姿が。 この人物こそ誰あらん、桃矢のクラスメイトにしてさくらちゃんが『はにゃ~ん』となる ほどの強者、月城雪兎くんです。眼鏡と優しそうな微笑みが似合うナイスガイ(?)
さくらちゃんは途中で学校に到着します。その隣に桃矢達が通う星條高校があります。 雪兎は去り際、さくらちゃんにキャンディをプレゼントします。
○学校○ キャンディを受け取ってのヒトコマ。
さくら「雪兎さん…(はぁと)」 とそこへ。 知世「やりますわね♪」 さくら「と、知世ちゃん…」 知世「去り際にプレゼントとは、やるヤツですわ♪」 さくら「お、おはよう知世ちゃん」 知世「おはようございます、さくらちゃん♪」
この娘こそさくらちゃんの親友、大道寺知世ちゃんです。 知世ちゃんはビデオ撮影が趣味だとか。でも話を聞いていると、どうやらさくらちゃんを メインに撮影している様子。ここは『さくらちゃんを撮影する』のが趣味とするのが妥当 かと(笑)
取り敢えず、今回の話では主立った人物紹介はここまでです。
放課後、チアリーディング部の練習をしているさくらちゃん。ふと、奇妙な錯覚を起こし てバトンを頭に受けます(笑) はい。顔と声だけですが、ここでクラスメイトの三原千春と柳沢奈緒子が登場します。
○家の地下室○ 帰宅したさくらちゃん。今は誰もいません。いませんが、地下室から奇妙な物音が…。 降りてみると、誰も居ないかわりに怪しげな本が。手に取ってみます。 本を開いてみると、中にはカードが収められていました。一番上のカードを手にします。
さくら「うぃん…うぃん…ウィンディ?」
その時、カードが光を発して強烈な風を室内に巻き起こします。その風によって、残りの カードが飛ばされてしまいます。不思議な事に、天井をすりぬけていきます。 全てのカードが吹き飛ばされた後、その本の表紙から奇妙なものが現れ…。
奇妙なもの「こにゃにゃちわ~!」
ぬいぐるみはケルベロスと名乗ります。どうやらこのカードを監視していたそうなのです が、30年もの間いねむりしていたらしいです。 ※便宜上、ケルベロスは『ケロちゃん』と表記します(笑)
ケロ「人生いろいろや~!うっしゃあ~っ!」 さくら「あの音はいびきだったのね…」
○カードキャプター誕生○ どこかへ飛んでいったカードは集めなければ大変な事になるそうです。 そこでケロちゃんは、さくらちゃんをカード捕獲者に指名します。そう、これが… 『カードキャプターさくら』 誕生のシーンです。 かなりケロちゃんに騙されている感が強いですが(笑)
☆封印の杖を手にして☆ さくら「(少し考える)…。ええええええええ!?」
○フライ○ さくら「絶対、絶対、絶対無理!」
カードキャプターなんてできない、といって嫌がるさくらちゃん。
ケロ「カードばらけさせたんはどこの誰やったかな~」 さくら「いねむりしてサボッてたのはどこの誰よ」
…どっちも同じ次元やなぁ(笑) とその時、空を飛ぶフライの姿が…っておいおい、あんなに目立ってええんか?
寝間着姿でカードを封印に向かうさくら。『封印の鍵』の封印を解き、杖にします。これ でカードを使ったり封印したりできるのです。 フライは巨大な鳥の姿をしていて、さくらちゃん目掛けて何度も突進してきます。
さくら「なんとかしなきゃ…なんとか…なんとかなるかも!」
そしてさくらちゃんの取った行動は、正直なところ、度肝を抜かれました(笑) フライの背中に乗ったさくらちゃん、その場で唯一所有しているカード・ウィンディで、 フライの動きを封じ、目出度く最初の封印を成功させます。
○誘導作戦○ ケロ「ようやったで、さくら」 さくら「こわかったよ~!」
そりゃそうでしょう。 ともあれ、カードキャプターの初仕事は無事に完了しました。
ケロ「さ、折角捕まえたカードや。早速使うてみ?」 さくら「このカードはどんな事ができるの?」
フライのカードを使うさくらちゃん。すると、封印の杖に翼が生え、さくらちゃんを空へ と誘います。あたかも『箒にまたがって空を飛ぶ魔女』と『使い魔』の様に(笑)
空を飛んでいる間、とても上機嫌なさくらちゃん。そこへすかさず…。
ケロ「これからもよろしくな、カードキャプターさくら♪」 さくら「うん!……え?」
おみごとです、ケロちゃん(笑)
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◇◇◇相違点検証・考察◇◇◇ |
原作で言えば、1~2話までがこれに該当します。というのは、フライの捕獲という点で ですが。また、アニメ版はまだカードキャプターになってない時点からのスタートの為、 その関連で知世の反応も違っています。
◇クロウカードをばらまいた張本人◇ 原作では、さくらが『封印の本』を手にした段階で全てなくなってますが、アニメ版では そうではありません。よって、原作版ではケロちゃんが落胆したりはしません。
◇ウィンディ◇ 原作ではこのカードをさくらちゃんが所有するに至った経緯が、僅か1コマだけ描かれて います。これとは明らかに異なっていますね。また、この原作版ウィンディ捕獲のシーン は、アニメ版では別のカードに適用されています。が、そのカードは原作にもアニメにも 登場しているにも関わらず、原作では封印方法が全く明記されていません。
◇フライの捕獲方法◇ 最初にウィンディを使うという点は同じですが、原作ではウィンディの魔力ではフライを 捕縛できず、結局逃げられてしまいます。 原作では、フライを捕獲する時には既に『ウィンディ』『ウッド』『ジャンプ』の3枚を 所有している状態の為、展開が違ってきたのでしょう。アニメ版のあの展開で、いきなり 『ウィンディ』では捕獲できない、なんていわれちゃ手も足も出ないですね(笑)
◇誘導尋問◇ ケロちゃんが今回とった作戦です。 ひとつは、さくらちゃんをカードキャプターにする場面。これは原作とほぼ同じです。 もうひとつは、最後のシーンでさくらちゃんの合意を引きずり出す場面(笑)。これは、 アニメ版のみに登場するものです。というのも、原作のさくらちゃんは最初っからカード キャプターなので、このアニメ版第一話の様な経緯は殆ど描かれていません。
さて。その関係で、さくらちゃんがカードキャプターである事はまだ知世ちゃんは知って いません。それは原作でも描かれていないのですが…。アニメ版では次回放送で描かれる 事になっています。では早速まいりましょう。
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[此贴子已经被作者于2006-7-16 16:26:53编辑过]